2018年1月19日金曜日

ラズベリーパイ奮闘中(3)日本語入力


日本語入力Mozcのインストール
Device PLUS「IT女子のラズベリーパイ入門奮闘記」第63回には日本語入力の方法が取り上げられている。これは、fcitx-mozcをインストールするものだが、日経Linux 2017年9月号特別付録「ラズパイマガジン ビギナーズ」には、似たようなものでibus-mozcをインストールする方法が載っている。
まずはfcitx-mozcのインストールを説明する。

Terminalからコマンド(sudo apt-get install fcitx-mozc)を打ち込む。

ちょっと時間がかかるが、うまくインストールできたようなら、終了後REBOOTすると、右上にキーボードマークのアイコンが出現、左クリックで日本語入力モードになる。
キーボードマークができた

日本語入力中 キーボードマークが変わっている

これはコマンド入力で実行したが、メニューの「設定」→「Add/Remove Software」からfcitx-mozcを探して追加しても同じ。

キーボードの「半角/全角 漢字」キーで日本語入力をON/OFFできるようにするには、右上のキーボードマークを右クリックし、(メインメニューから設定 → Fcitx設定でも同じ)
「設定」 → 「入力メソッドの設定」から、「全体の設定」タブ、その中の「入力メソッドのオン オフ」で右側の「Zenkakuhankaku」をクリックしてから「半角/全角 漢字」キーを押すと、切替ができるようになる。(画面にあるように、日本語入力のON/OFFは、Ctrl+Spaceでもできる。)
矢印のところに半角/全角キーを押して割り当てた結果


ちなみにMozcではマークを右クリックして、「Mozc ツール」から単語登録や手書きパレットも使うことができる。

これでブラウザーでの検索やテキストエディターでの文章入力が日本語でできるようになった。
以上は「IT女子のラズベリーパイ入門奮闘記」第63回にある通り実施したもの。

キーボードを日本語にする
この後キーボードが英語になっている(@とか:のキー位置が変わる)ことに気づいたので、調べたところ、
メニュー「設定」から「Fcitx設定」に行って、入力メソッドを見ると、「キーボード‐英語」が上にあるので、

追加(左下の+)で「キーボード‐日本語(OADG 109A)」を選択、(Windowsマシンのキーボードはこれ)最上段に移動させると正常になる。

以上の対処方法は、以下のブログから見つけた。
http://infinite-monkey.blog.jp/archives/11183195.html


さて、ibus-mozcをインストールする方法では、コマンドでも、メニューの、「設定」→「Add/Remove Software」からでも同じだが、インストールした時点で半角/全角キーで日本語入力の切替ができるようになっている。また、右上のキーボードマーク/日本語入力マークが、「あ」/「A」となっていて、異なり、入力メソッドの設定画面の構成も少し異なっている。fcitx-mozcで発生したような、英語キーボードに変わる現象はない。

日本語入力の基本的なところは両方とも変わらないようだ。(同じmozcだから?)
(なおibusと fcitxの違いは検索しても勉強不足で理解できなかった。)


このほかの日本語入力
Mozcではなく、Anthy という日本語入力もあるようなので、詳しくは
https://usortblog.com/raspberrypi3-4/
の「ゆうそうブログ」を参照。

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